本当はアルテピナコテーク(美術館)にも行きたかったのだが、いかんせんドイツ博物館で時間をとりすぎた。いいや、町を散策してやろうと思い、川沿いに
北上、ちょっと川原に降りてみた。上の写真はそこからのもの。左に見える教会は、日本のガイドブックには載っていない。この後行ってみたら、信号待ちのお
じいさんが、教会についてドイツ語でいろいろと自慢げに話してくれた。やっぱりほとんど聞き取れなかった・・・・。
水の方へ石を投げて遊んでいる家族がいた。3段跳びのような投げ方はどうやったらできるんだろう。
イーザル川の水はとてもきれい。都心と思わせない自然の豊かさがある。まだこんな季節なのに、川原でテントを使ったキャンプを楽しんでいる人もいた。
先ほどの川原の上の堤。こっちに来て意外だったのは(やはり海外旅行では「こっち」「あっち」という言葉がしっくりくる)、落書きが多いこと。町によりか
なり状況は異なるが、よく見かける。しかし、日本と比べて、文字より絵の割合が大きいような気はした。「邪鬼」「○代目道化師」などと書き散らすアホたれ
がいるのかどうかは知らないが、"Wow
!"といわせる芸術的な絵に出くわすこともある。

さっきの川原が奥に見える。中央の中央の建物は、先ほどのフォオルクスバートVolksbad。右の中州にあるのがドイツ博物館DeutschesMuseumである。
このあと僕たちは、教会や住宅街の古い建築を楽しみながらぶらぶら歩き回った。イーザル門Isartorをくぐり、ヴィクトアーリエン市場
Viktualienmarktの広場などに出会いつつ歩いていくと、3つか4つの鐘の音が、微妙にずれながらハーモニーを響かせ始めた。ゴーンゴローッ
ゴー〜ン。それに引き込まれるように音のする方向へ向かうと、マリエン広場Marienplatzに出た。正面にはネオ・ゴシック様式の市庁舎の塔がでん
とそびえていた。
広場にいる大勢の人々の視線が、1か所に集中している。おおっ、塔には仕掛け時計がついているではないか。なかなか美しい。(デジカメでの写真はないので、また今度載せます)アコーディオンを広場の脇でひいている人がいるが、そちらの方はあまり人だかりがない。
広場にほど近い、ペーター教会Peterkircheの塔に登ってみた。幅の狭い螺旋階段が、高さ92mのてっぺんまで続いている。
上からの眺めには圧倒された。左の写真はあまり出来がよくないが、高さのほぼそろった赤茶色の屋根が、彼方まで続いている。ここミュンヒェンには、高層
ビルの建ち並ぶビジネス街は存在しない。景観保全やまちづくりには、徹底したこだわりが感じられる。ドイツ第3の都市にいるにもかかわらず、田舎町の良さ
や中世都市国家の雰囲気を保っているため、都会の欠点をあまり感じさせないのが、ミュンヒェンの魅力の1つであると思う。
陽樹は「高い〜、恐い〜」とはじめのうち言っていたが、こうやって、ボケーッとミュンヒェンの町の景色と落陽を見るのもなかなかいい。
マリエン広場Marienplatz近辺で、レストランを探そうとするが、適当なところが見つからない。先ほどのアコーディオンの人の周りには、いつの間にかどんどん聴衆が集まってきていた。
広場から北に向かい、テアティナー通りTheatinerstrasseを進む。このあたりの通りはみんな歩行者天国だ。一説によれば、世界で最初に歩行者天国を作ったのは、ミュンヒェン市だという。
将軍堂Feldherrnhalleに立ち寄ってみる。階段の上に、大きな鎧を着た像が建っていた。バイエルン王国が独立していた当時の将軍だろう。そうか、ここは歴史的にはずっと、1国の首都だったのだ。今も連邦国家だから、独立国家的な面はあるのだが。
オデオン広場OdeonplatzでUバーン(地下鉄)に乗り、次の駅、ウニベルズィテートUniversitaetでおりる。その名の通り大学があるので、安食堂を期待したのだが、どうも日本と勝手が違う。
最初の店・・・人が多く人気があるようだが、たばこ臭いのでやめる。2番目・・・不気味。3番目・・・Zu
teuer ! 高すぎる!ステーキ店だった。4番目・・・ここだけは店の名前を覚えている。Budda!入口から奥の方まで、仏像等が置いてある。怪しすぎる。
全くらちがあかない。治安が非常にいいと言われるミュンヒェンだが、大学の周りは多少例外かもしれない。スケボーに乗った少年2人が、歩行者の行動を無視して猛スピードで突っ込んでくる。
行く手に、白い大きなものが見える。近づくと、見上げるように高い、デフォルメされた歩く人間のモニュメントだ。こりゃあ一体何者だ? "Who
is he or she?"通行人に聞いてみた。"A walking man ! HAHAHA !"・・・・・・・なんだか妙に納得してしまった。

聖ルートウィッヒ教会のところでシェリング通りに入ってみる。若干暗いが、1件のレストランが見える。5番目・・・よくわからん。でも入る。
| M-E-N-U | |
| 大地 | この店オリジナルのパスタ(10cmほどの立方体) ビール |
| 陽樹 | 七面鳥のパスタ パイナップルジュース(なぜかぶどうジュースに近い感じ) |
ビールは特に好きなわけではないが、やはり本場のものを少しは試してみようと思い、注文してみた。種類がいくつかあるのが、「ビール大・中・小」しかない国から来た僕たちには新鮮に映る。量はめちゃくちゃ多かった。半分以上、陽樹が飲んでいた。ウイッ!
2種類のパスタはユニークで、これらの量も大変なものであった。
ちっちゃな辞書や会話集を見ながら、これは何のメニューだろうと考えるのは、意外と楽しい。こちらのメニューには「mit〜」というところにジャガイ
モ・サラダ・タマネギ等々が書かれており、なにが入っているのか、おおよそ見当がつくようになっている。レストランの入口に、料理の模型はない。あれはや
はり、日本独特のものなのだろうか。
それにしても高くついた。ユースの宿泊費より高いぞ。それだけにおなかいっぱいになったが、たまにはこういうのもいいかなと思うことにする。
Uバーンを乗り継いで、ユースに帰る。21:55着
シャワーを浴びて22:30頃就寝。
あと1日ミュンヒェンにいよう!
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